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日本政策金融公庫の『創業計画書』マニュアル~4.取引先・取引関係等~

4.取引先・取引関係等」は、資金計画にも関わってくる重要な記載事項の一つです。

記載箇所は、

  1. 販売先
  2. 仕入先
  3. 外注先
  4. 人件費の支払

の4つです。

プラスα補足資料として作成した方がいいことについてもお伝えします。

販売先

すでに販売先となる取引先が決まっている場合には、取引先と売上シェアを記載しましょう。

売上金がどのタイミングで入金されるかについても、資金計画を作成するうえでは重要ですので、販売条件は確認しておく必要があります

契約書があれば、裏付け書類として創業計画書に添付してください。

取引先が会社などの事業者(いわゆるBtoB)ではなく、消費者(BtoC)の場合は、

という形になります。

 

集客方法や立地の選定理由も補足資料を作成する

特に販売先が一般個人の場合には、

についても補足説明資料として作成しておきましょう。

売上に大きく影響するポイントですので、公庫担当者からも集客方法と立地選定理由は必ず聞かれます。

売上見込みを考える際は、必ずマーケティングを行いましょう。

 

仕入先・外注先

仕入先や外注先が決まっている場合は、取引先、取引の割合、支払いのタイミングを記載しましょう。

これも販売先と一緒で、仕入れや外注の支払いのタイミングは資金計画に影響してきます

支払い条件は必ず確認しておきましょう。

注文書や仕入単価がわかる資料があれば創業計画書に添付してください。

 

人件費の支払

ここで記載する内容は、

ということだけです。

人件費の〆日と支払い日を決めておきましょう。

 

まとめ

「4.取引先・取引関係先」欄で重要なポイントは、

となります。

単に取引先を書くだけでなく、どうやってお客様を増やしていくかという集客方法についても別紙で触れましょう。

どんなに夢や熱意があったとしても、精度の高い事業計画書を作成しなければ、融資審査通過の確率は下がってしまいます

という方は、ご自身で融資申請される前に、一度税理士などの専門家に相談することをオススメします。

群馬創業融資センターは夢を持って創業される経営者様を応援しています!

今日もご覧いただきありがとうございました。

運営:群馬県太田市のワリとフランクな税理士事務所:税理士 涌井大輔事務所
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