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資金繰りが厳しい会社の5つの特徴その④~どんぶり勘定で資金繰管理している~

いつもありがとうございます。

「群馬創業融資センター@太田」事務局です!

対談企画第5回目。

「資金繰りが厳しい会社の5つの特徴!」について、引き続きパン屋さんを経営する起業家のサヤカさん(仮名)とお話させていただきました。

  1. 会計がわからない・決算書の見方がよくわからない
  2. 月次で試算表を作成していない
    (年1回決算だけとか)
  3. 事業計画を立てていない
  4. どんぶり勘定で資金管理をしている
  5. 銀行との付き合い方が下手
    (融資担当とあまりかかわらない)

 

4.どんぶり勘定で資金管理をしている

ではでは、本日もよろしくお願いします。

わくい

はい。

スローペースよろしくお願い致します。

起業家サヤカ

 

 

サヤカさんは資金管理ってどのように行っていますか?

わくい

通帳の残高をみて、このぐらいだったら今月は間に合うかな、って感覚で判断しています。

起業家サヤカ

 

 

そうなんですね。

サヤカさんは資金の動きが頭の中でイメージできているのですね。

わくい

うーん、というより今は毎月の入出金の動きがほぼ一定だから。

起業家サヤカ

 

 

たしかに、毎月の資金の動きが一定だと通帳の残高でイメージできるかもしれませんね。

わくい

ですが、パン屋さんでも季節によって支払いが多い月があったり、収入が多い月があったり、するかと思います。

わくい

そうですね。

私のお店はスイーツ系も多いので、秋・冬は売上が多くなるかな。

起業家サヤカ

 

 

その場合って材料の仕入れやラッピングなどの備品の購入費が多くなりますよね。

わくい

たしかに。

思い出したけど、開業当初はギリギリのお金でお店をやっていて、仕入代金の支払いはできたけど、お給料の支払い資金が足りなくて、あわてて銀行さんに融資を受けにいったことがありました。

起業家サヤカ

 

 

急の申し込みで、よく融資が通りましたね。

わくい

頼み込みました。。

今度はもっと早く相談にきてくださいと怒られましたね(笑)

起業家サヤカ

 

 

サヤカさんの場合はなんとかなりましたが、急な融資は通りにくい場合がほとんどです。

資金管理がズサンなのは印象がよくありません。

わくい

たしかに。

私だったらお金の管理がズサンな人にお金を貸したくありません!!

起業家サヤカ

。。。。。。。

わくい

 

 

でもお金の管理ってどうやればいいのですか?

毎月試算表を作成しているから、それでチェックすればいいのですか?

起業家サヤカ

損益のチェックとしては試算表を作成することは大切です。

資金管理は別途『資金繰り表』を作成することをオススメします。

わくい

 

 

資金繰り表?

起業家サヤカ

簡単にいうと、お金の計画表です。

例えば、10月に100万円売上げても、お金が入ってくるのは12月かもしれません。

逆に、同じ経費を購入したとしてもクレジットカード払いにしていれば、支払は1、2ヵ月後となります。

損益は発生した月に計上しますが、お金の動きはもらった・支払った月です。

損益を把握する試算表とお金の動きはズレます。

そこで、資金の動きを把握するために、お金の動きの計画表である『資金繰り表』を作成するのです。

わくい

 

 

はぁー。

経営って大変ですね。

でも利益が出ているのに、お金がなくてヒーヒーいっているのがナゼなのか理解できました。

起業家サヤカ

さすがサヤカさん。

理解が早い!

いわゆる黒字倒産は、儲かっているのにお金を回収できない状態でおこります。

そうならないために、資金繰り表で資金管理をすることが大切なのです。

わくい

 

 

なんとなくイメージが掴めました。

また勉強させていただきます。

起業家サヤカ

こちらこそ、よろしくお願いします!

わくい

 

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