資金繰りが厳しい会社の5つの特徴その①~会計・決算書の見方がよくわからない!~
いつもありがとうございます。
「群馬創業融資センター@太田」事務局です!
前回の記事で、「資金繰りが厳しい会社の5つの特徴!」について、
パン屋さんを経営する起業家のサヤカさん(仮名)とお話させていただきました。
- 会計がわからない・決算書の見方がよくわからない
- 月次で試算表を作成していない
(年1回決算だけとか)
- 事業計画を立てていない
- どんぶり勘定で資金管理をしている
- 銀行との付き合い方が下手
(融資担当とあまりかかわらない)
今日も、引き続き「資金繰りが厳しい会社の5つの特徴!」の詳細について対談させていただきました。
1.会計がわからない・決算書の見方がよくわからない
今日も引き続きよろしくお願い致します。
起業家サヤカ
はい、よろしくお願いします。
わくい
涌井さん。
「資金繰りが厳しい会社の5つの特徴」についてはザックリとわかりました。
具体的に1つずつ詳細を教えてもらえますか?
スローペースで。
起業家サヤカ
はい。
スローペースで。
では、「資金繰りが厳しい会社の5つの特徴」の一つ目です。
ズバリ!資金繰りが厳しい会社には、
- 『社長が会計を理解していない。決算書がよくわからない』
という傾向があります。
わくい
えっ、そうなんですか。
私も天然酵母については詳しくても、
会計や決算書は全くわかりません。
税理士さんにお任せ状態です。
起業家サヤカ
正直、多くの経営者が会計・決算書を理解せずに事業をしていると感じています。
経験上ですが、会社経営者の90%は決算書が読めないという印象です。
わくい
創業経営者は、自分の技術や商品・サービスに自信があり勉強熱心でもあります。
自分が会計や経理ができるから、という理由で創業する人はいません。
そのため創業者の多くは、会計を知らない人が多いのです。
- どれだけ利益を上げているのか
- なぜ
赤字なのか - 利益率はどうなのか
- 資産負債の状態はどうなのか
わくい
起業家の7割は3年以内に廃業すると聞いたことがあります。
起業家サヤカ
サヤカさん、詳しいですね。
わくい
私、ネガティブ情報は詳しいんです。
起業家サヤカ
。。。。。。
わくい
とはいえ、最初から会計が詳しかったり、決算書を読める経営者は多くありません。
そこで、是非活用して頂きたいのが「税理士」です!
わくい
(さりげなく、アピールですか)
起業家サヤカ
(ゴホッ、ゴホッ!)
えーっ、業種にもよりますが、
売上構成の基本は、
- 【単価×顧客数×回転率】
となります。
会計や決算がわかるということは、
- 売上を上げるための分析
- 利益を上げるための分析
- 資金(お金)を増やすための分析
をすることができる、ということなのです。
わくい
確かに。
涌井さんとお話するときは、いつも
- 売上を上げる
- 付加価値を上げる
- 資金を増やす
というお話ですもんね。
そういえば、税金の話はしたことありませんね。
起業家サヤカ
(ゴホッ、ゴホッ!)
とにかく、勘違いされやすいのですが、
会計や決算書を理解するということは、会社の業績をよくするためなのです。
ですので、年1決算だったり、税理士に丸投げしてしまうのは、
税理士の持ち腐れというやつだと私は考えます。
わくい
私でいったらパンの持ち腐れですかね。
起業家サヤカ
(ゴホッ、ゴホッ!)
そういうことで、自力で会計を理解していくのが厳しいなら、
ぜひ税理士を活用しまくることをオススメします!
わくい
ありがとうございました。
また、続きを教えてくださいな。
起業家サヤカ
はい、スローペースでやっていきましょう。
わくい